幼児期の観劇3つのメリット〜楽しみながら感性を磨こう!〜
幼児期の観劇3つのメリット〜楽しみながら感性を磨こう!〜
こどもとお芝居を観に行ってみたいけど、子連れ観劇はなかなかハードルが高そう…。そんな風に思っている方、多いのではないでしょうか?
でも、幼児期の観劇にはそのハードルを越える価値が大いにあるんです。
この記事では、実際に生の観劇がこどもに与える3つの具体的なメリットをご紹介します。
幼児期の観劇3つのメリット
① 五感・感性が磨かれる
まず第一に、五感・感性が磨かれるというメリットがあります。
照明・音楽・演者の迫力ある声・観客の反応…劇場は、五感を刺激するもので溢れています。瑞々しい感受性を持ったこどもたちは、大人とは比べ物にならないほどの影響を受けることでしょう。
先ほどまで普通に話していたお姉さんが、あっという間に別世界の住人になる。そんな魔法のような出来事が目の前で起こり、気がつくと自分自身も丸ごと物語の世界にどっぷり浸っている。
テレビ画面をみているだけでは決して得ることのできない経験です。
そんな生の観劇から受ける刺激は、子どもの五感と感性を今までの何倍も研ぎ澄ましてくれることでしょう。
② 表現力が豊かになる
当然ながら、人間は自分が知らないことは表現できません。「学ぶ」という言葉は、一説によると「真似ぶ」から派生したと言われています。見聞きしたものをスポンジのように吸収する子ども時代は、まさに観劇による表現力のインプットにもってこいのタイミング。
目の前で臨場感たっぷりに繰り広げられるお芝居は、様々な”表現”に溢れています。
「嬉しいとき、悲しいとき、こんな風に伝えられるんだ!」
お芝居は、自分が知らなかった「表現」の数々を第三者の視点で学ぶことができるとても貴重な経験です。舞台の上では、プロがいい意味で「オーバーに」気持ちを表現しています。ダイナミックな感情の動きをリアルに体験できるのは、観劇ならではですよね。
③ 社会性が身につく
これからの時代、今まで以上に重要となる「コミュニケーションスキル」。
そのスキルのうち重要な要素のひとつである「社会性」を身につけるには「相手の気持ちを想像する」「様々な状況を想像する」能力が欠かせません。
お芝居の世界では、色々な立場の人がそれぞれの心模様を展開します。
例えば、日常生活でお友達と喧嘩したとき、ほとんどの場合自分の主観や気持ちしか理解することはできません。しかしお芝居なら、喧嘩している二人の心境を第三者視点で両方感じることができます。登場人物たちの考えを俯瞰で理解する経験により、自然と「自分とは違う人」の気持ちを想像するスキルが身に付くことでしょう。
子連れ観劇デビューには「劇団うりんこ」がとてもおすすめ!
そんなメリットたっぷりの子連れ観劇デビューには「劇団うりんこ」のお芝居がとってもおすすめです。幼児向けの公演が多いことはもちろん、お芝居が行われる「うりんこ劇場」はとてもこどもに優しい施設なんです。
我が家も先日3歳と0歳の子連れで観劇デビューしてきたのですが、うりんこ劇場には授乳室やプレイルームが備わっており、親子揃って安心してお芝居を楽しむことができました。
皆さんも、次の休日はぜひ家族で楽しく感性を磨きに行きませんか?