
STAFF
作・演出:川原美奈子
美術:朝比奈緑/音楽:淺野加織/照明:福井孝子/宣伝美術:伊藤祐基
協力:Jackie E.Chang(ジャッキー・e・チャン)
CAST
出演:朝比奈 緑・川原美奈子
ーーー淺野加織(ピアニスト)
上演時間:40分
対象年齢:0-24ヶ月(公演日の月齢)
実施会場:ホール舞台上/保育園の遊戯室 / 子育て支援施設のフリースペース等
観客人数:1ステージ 子ども20名ほど、または親子10組ほど
※人数は子どもの安全面を考慮し、会場によって異なります。

体験の芸術Baby Theaterへようこそ
乳幼児期は、「生涯にわたる人格形成の基礎を培う」重要な時期です。その大切な時期に、知覚の発達を促すためには、どれだけ芸術的活動をさせるかが鍵と言われています。
言葉を発しない乳児も、舞台芸術に共感し様々な心情を感じ取ります。そして豊かな表現力や相手の気持ちを理解する心が育つのです。Baby Theaterではこの子どもの主体的で自由な動きを大切にします。上演中声を出しても、動いても、触っても、OK。どうぞ自然のままにご覧ください。Baby Theaterは子どもが参加することで成り立つ『体験の芸術』ともいわれています。
今回お届けするのは、赤ちゃんが大好きな“まる”を使ったパフォーマンス。二人のパフォーマーとピアニストで創る“まるまる”の世界を、是非お子さんと体験に来てください。
浅野加織プロフィール
名古屋音楽大学音楽教育学科卒業。
卒業後は幼稚園に7年間勤務。主にリトミック指導にあたる。
その後個人でピアノやリトミックに力を入れ、
現在、音楽教室や幼稚園、保育園などでも指導を行う。
ダルクローズ国際免許サーティフィケイト取得。
日本ジャック=ダルクローズ協会会員。
ギロック協会会員。

Photo





参加者の感想(うりんこ劇場)
こどもを自由に子どもの気持ち優先でと言って頂いたおかげで気軽に心から楽しむことができました。
不思議な世界でした。娘も楽しそうでした。
とても楽しかったです。一つの道具が色んな物に変化していく様子を息子はとてもよく見ていました。表現方法の豊かさに感心し、ピアノの音色に癒され、私にとっても良い時間でした。
はじめは緊張して母の元を離れなかった息子でした。私の服を握っているところから足を床に付ける→手を話して一人で立つと開演前にもかかわらず演者さんが関わってくれたので徐々に緊張が和らいでいった様子でした。開演してからは演者さんの動きに釘付けでした。小さな〇が動くやつと、布がふわふわとしているやつは声を上げて喜んでいました。息子と二人で舞台を観るのが久しぶりでしたが、普段は見ない表情をみることが出来て嬉しかったです。
なんにでも興味があり自由に生きています。
参加者の感想(長久手市文化の家)
子どもが公演中、寝ていたのですが、終盤頃に起きた後、特別に一部の公演内容を体験させて頂きとても嬉しかったです。
とても楽しめました。子どもも興味を示していましたし親もとても癒やされました。スタッフの方の対応や会場の雰囲気も良かったです!
また是非、観に来たいです。2才以上の公演も観てみたい。
小さな子どもの為の公演はなかなか無いので、とてもよい機会になりました。
怖がりの娘が楽しんでいてとても良かったです。
楽しかったし、子どもも楽しんでいて良かったです。
迎えいれる時、楽しい!て感じがなく非日常感があったから、すこし子どもがびっくりしちゃった。もっと明るい感じだと思っていた。きかせる感じはいいと思う。前衛的だな。
「まるまる」に参加させて頂くのは2回目ですが、前回とはまた違う驚きと発見と楽しさがありました。とても素敵な時間でした。
人見知りで不安でしたが、まるを主題とした、まるで絵本を読んでいるような楽しさがあり、子どももとてもじーっと見入っていました。小物とかもすごく子どもが興味をひくようなモノが多くて作り込んでいるのがとても伝わりました。
7ヶ月の娘と一緒に参加しました。普段は2歳11ヶ月の息子中心の生活をしているため、娘のことだけを見て、何を感じているのかを考えられる貴重な時間でした。優しいピアノの音色の中で表情豊かなお二人の演技をくいいるように見ている姿がとても印象的でした。
遊びながら舞台にふれられて良かったと思う。この子自身のために参加したのははじめてだったので、最初から最後まで色々な事に刺激されているように感じた。
”まる”がたくさん。7ヶ月の子どもがしっかり目で追っていました。普段は恐れしらずの子が雰囲気を読んで、おそるおそるでおもしろかったです。
はじめての参加でしたが楽しかったです。また参加したいです。
動きや表情に息子が夢中になって見ていたので来て良かったと思います。雨のおもちゃ、作ってみます。
年少さんくらいでも楽しめそうな内容だと思いました。
視察スタッフの感想(うりんこ劇場)
生演奏良いなと思いました。子どもたちの視線の集中が分かりやすくおもしろかったです。
どの親子もとても満足していていい公演でした。はじめは自分の事への注意が多かった子どもたちが段々と鑑賞に誘われて最後に自身もパフォーマーのように参加していく様子、演者が誘わなくても自発的に演技エリアに入っていく様子は本当に面白かった。その後の子どもたちの遊びが、クリエイティブでおもしろかった。親自身が楽しんでいたのがよかった。
出演者が始まる前に子どもたちとコミュニケーションをとることにより、本番が始まったときに子どもの表情が変わってよいです。生のピアノで子どもたちを引き寄せる魅力がありよかったです。
保育園公演 保育士の感想
子どもも飽きさせず引きつける演出や演者さんのパフォーマンスはさすがと私自身も勉強になりました。子どもたちも演者さんの動きを見て「ゾウさんだ」「蝶々みたい」と想像を膨らませている様子がよく伝わってきました。
ホールに上がってすぐは子どもたちが緊張しているのを感じ、「子どもたちを自由に」と聞いていたので、どうやって距離を縮めるのかなと思ったら、ゆっくりと子どもとの距離を縮めていて、少しずつ様子を見ながら進めているのをいてスゴいと思った。私自身も次は何があるかなとワクワクしながらみることが出来て楽しかったです。
始めから終わりまで大人が指示を与えるのではなく、子どもの興味をひき、引き込んでいくところが本当にすばらしいと感じました。はじめは怖がって恐る恐るだった子どもの目が、どんどんキラキラしていくのは、とても素敵で本当に感動しました。内容的にももう少し大人でも楽しめるだろうなと感じましたし、二歳児三歳児だったらまた違う反応が見られるんだろうなと思います。
子どもたちが自ら考え感じ行動に移す姿が今回見られ、本当にすてきなパフォーマンスをありがとうございました。いつも私たちはどうしても指示をしてしまうのですが、皆さんのプログラム内容は子どもたちに判断させる。ワクワク感、引き込まれる演出が最高に楽しく大人も最後まで楽しませて頂きました。子ども対パフォーマンスという形だったのがとても自然な子どもたちの姿を見ることができたように思いました。親子だと、親の様子を見ながらのリアクションになる子どももいるので、今回は子どもだけの参加でよかったと思いました。
子どもたちの心が大いに動いているのがよく分かりました。子どもの集中を途切れさせることなく興味を引き続け始めの方に警戒して入ってこられなかった子が自らの意志で入ってきたのが印象的でした。温かな雰囲気が大人も心地よかったです。
どの子も目をキラキラさせて見入っていました。年齢が小さい子どもたちですが、驚いたり、笑ったり感覚をフル稼働していました。コロナ禍でこう言った機会が減っていますがぜひやれる方法で続けて欲しいと思います。
最初はやや不思議そうに観ていた子どもたちだったが、演者さんの表情や表現に見入って引き込まれていた。触りたい、なんだろうなど子どもたちの興味を思いを舞台の中で引きだし満たしてもらえていた。
会場に入り、何が始まるのかと始めは不安や緊張気味の子どもたちが、パフォーマンスを見ているうちに、目で見て音を聞いて雰囲気を感じて段々興味が膨らんでいく様子が分かりました。後半は気持ちがほぐれてリラックスしてきた子どもたちが自分から立ち上がったり体をゆらしたり、アーティストのまねをしたりと楽しんでいたと思いました。前半に担当が少し参加したことで子どもたちが安心したこともよかったと思いました。
人形劇以外のうりんこ劇場を初めて見たので、不思議な世界観に圧倒されました。子ども達の反応も様々でいつもと違う様子に少し驚いて泣いてしまう子やその世界観に入り込んで、興味津々な目で食い入るように見ている子など自分のクラスの子どもたちの楽しい一面を見ることが出来たように感じました。演者の方々の表情や動きもとても自然で、笑い合っている場面ではこちらも楽しい気持ちで自然と笑顔になりました。子どもたちも同じように笑ったり時にぐっと集中してみたりなど、表情の作り方一つでここまで子どもたちを引きつけることができるのだと勉強になりました。ピアノも少し不安を感じるような音からゾウさんなど子どもたちが知っている曲に変化していったり、子ども達の反応に合わせて強弱をつけたりと場の雰囲気作りに大きく影響していると感じました。最後はまるで遊ぶ時間もあってとてもよかったと思います。
普段、絵本の読み聞かせで集中できない子がとても真剣に見ていた。最初の雰囲気に泣けたりした子が何人かいたが、途中から一人で座って見られる程、子どもたちの目から見て素敵なアートだったんだと子どもたち目線から思いました。見ている様子は大人も子どもも楽しそうに見ていたことが印象的でした。
パフォーマーの方の動きやそれに合わせたピアノに言葉がまだ未発達な子も「なんだろう」「アレ」「〇〇かなぁ」とイメージや不思議さを感じつつどんどん引き込まれている様子が一緒に見ていて伝わってきました。始めは少し緊張していたり、警戒していた様子の子も、身近な担任を通じて、パフォーマンスを見たりしながら徐々に距離が近づいてきても、安心できるようになってきました。最後は立ち上がって、自ら用具を触り、楽しんでいる様子に、心も解放されているんだなと感じました。保育者自身としても、パフォーマーの方々の動きや今回のシアターに参加して学ぶことが沢山ありました。
言葉を通さないで伝わるものは 言葉を獲得していない子どもにも伝わるのだと感じました。“物体の動きの不思議さ”というテーマかな?と想像していましたがそれを用いたパントマイムということで、想像していた内容と少し異なりましたが、子ども達はとても引き込まれていたと思います。
子ども達のワクワクした表情、「まる」の世界に入り込んでいる様子を見て、子どもを引きつける動きや音の素晴らしさを感じました。日々の保育に活かせていけたらと思いました。
声(言葉)がなくても、身体や物で表現をするだけでも子ども達が楽しめることが改めて確認できました。今後の保育の中にもぜひ取り入れたいと感じました。
0歳児から2歳児までの保育園なので、言葉による劇よりも音で表現して頂けたのがとても良かったと思いました。時間もちょうど集中力が続くギリギリのところが良かったです。勉強になりました。ただ雲の表現の時の音が少し低かったので子ども達(特に低月齢)が少し怖かったかなと感じました。
子ども達が集中して見入っている姿を見て、嬉しく感じました。言葉は少なく、動きで表現されていて、「次は何だろう?」「これは何を表現しているのだろう?」と私も引き込まれました。
こちらから活動報告がご覧いただけます。
上演実績
2018.10.11 長根幼稚園(長根幼稚園 メダカの学校)
2018.11.20 うりんこ劇場(ホール)(名東区子育て支援ミニ広場実行委員会)
2018.12.4 うりんこ劇場(リハーサル室)(子育て支援サークルぴよぴよ)
2019.8.23 岸和田市立浪切ホール(岸和田演劇祭)岸和田演劇祭
2019.11.27 うりんこ劇場(ホール)(名東区子育て支援ミニ広場実行委員会)
2020.11.8 うりんこ劇場ホール(うりんこ劇場)
2020.11.11 宮根保育園
2020.11.12 星ヶ丘保育園
2020.11.16 ファミリーズおおもり園
2020.11.30 名鉄保育ステーション本郷ぽっぽ園
2021.11.21 西尾市一色地域交流センターカーネーションホール(一般社団法人西尾市文化協会)愛知ジョイントフェスティバル
2021.12.4 長久手市文化の家 舞踊室(長久手市文化の家)愛知ジョイントフェスティバル
2022.7.6 長久手市文化の家 風のホール(2022 LIVEYELL project in chubu)
2022.7.11 名古屋市青少年文化センター(2022 LIVEYELL project in chubu)
2022.7.13 亀山市文化会館コミュニティセンター(2022 LIVEYELL project in chubu)
2022.7.14 名古屋市文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)小ホール(2022 LIVEYELL project in chubu)
2022.7.20 武豊町民会館 ゆめたろうプラザ 練習室(2022 LIVEYELL project in chubu)
2022.9.5 四日市市三浜文化会館 創作室(2022 LIVEYELL project in chubu)
2022.9.6 名古屋市港文化小劇場 ホール舞台上(2022 LIVEYELL project in chubu)
2022.11.7-10 うりんこ劇場(うりんこっこ 秋のシアター)