ぼくたちにとって「原爆」とは何だったのか?
STORY
アメリカに住む日系アメリカ人のメイは、サマースクールの一環として行われる「公開ディベート」に参加することに。テーマは「原爆の是非」。
8月の毎週土曜日、人種の違う8人の高校生が肯定派・否定派に分かれてディベートする。
各チームで原爆投下の背景を調べ上げ勝負に挑んだ彼らだが、討論を深めるにつれ、複雑に絡み合った歴史的事実を思い知る。
真実か嘘か、加害者か被害者か、人種差別、偏見、日本人が犯した過ち…etc。
戦争の裏側と平和の本質に迫り、迎えた最終ラウンド。
果たして、ディベートの終着点は…?
MESSAGE
この作品の見どころは、是非を問うディベートでありながら、是非よりも、勝敗よりも、大切な事があると気付き始める8人のドラマ、そしてディベート大会の会場という設定による、その場に観客として自分も参加しているような臨場感です。皆さんは、8人の登場人物たちと共に「知らなかった」側面を「知る」体験、主体的に「考える」体験、自分の意見を「持つ」体験をするでしょう。
今、改めて社会に投げかけられている平和問題。
この観劇体験が、皆さん自身の中に平和を育て、未来を変える力に繋がることを私達は願っています。









上演時間 | 80分(休憩なし) |
構成人数 | 8名 |
準備時間 | 4時間30分 |
片付け時間 |
2時間 |
スタッフ |
原作:小手鞠 るい「ある晴れた夏の朝」(偕成社刊) 脚本・演出:北村 直樹(人形芝居ひつじのカンパニー) 美術:乘峯雅寛 照明:若狭慶大 音楽・音響:内田アダチ 音響操作:白濱惇 衣装:木場絵理香 舞台監督:宮腰裕貴 演出助手:小原ひろみ 総合制作:丹羽美貴 宣伝美術:伊藤祐基 イラスト:タムラフキコ 写真:服部義安 映像:山内崇裕 |
キャスト |
ひろ~み 宮田智康 宮川希実 鷲見裕美 栗本彩 田中琴弓 南村浩志 加藤大輔(客演) |